今回の選挙、さいたま市や埼玉県に外国人が急増している、治安が悪くなっている。外国人は嫌だ、街からたたき出せ、みたいな無観客試合の罰を与えられた浦和レッズのサポーターみたいな主張をしている候補者もいるみたいですが、日本から外国人の「お客様（インバウンド）」外国人が外国で日本製品を購入してくださるというパターンの外国人のお客様、TOYOTA車を購入してくださるアメリカ人とか、がいなくなったら、日本人は生活していく事ができるのですか？と聞いてみたいですね。

外国人のお客様抜きで、あるいは外国人の従業員を完全排除した状態で、日本人が運営するあらゆる商売、会社、ビジネスは成り立ち得ないと思います。会社、商売、ビジネスを、この世に存在する全ての人間はやっています。日本人、外国人を問わず。誰１人として、仕事を全くしないで生活して行く事は不可能な筈です。

まずそれをしばし留まって考えてみていただきたいと思います。

私は外国人に生活保護を与えるな、的な主張には一理あると認めますが、外国人は税金納めてないのに生活保護を受ける権利はない、という表現は正確さに欠ける表現だ、とははっきり証言する事はできます。外国人だってコンビニとかで食べ物とかを買いますが、食べ物には今100%の商品に消費税が上乗せされている筈です。つまり外国人も日本で生活している間、少なくとも消費税という形式で日本政府に納税をしている訳です。

私は排外主義的な主張を根本的に解決に向かわせる、改善へ向かわせる方法は、もう

世界政府

というテーマに向き合うしかないと考えています。

地球防衛軍

という世界最強の軍事組織の編成です。明治維新前、例えば薩摩の国と長州の国、伊予の国などはお互いに外国だった。外国人だった。それが明治維新を経て薩摩、長州、伊予の国は大日本帝国、という１つの国となった。１つの民族となった。互いに外国人だった関係が互いに外国人という関係ではなくなった、そういう変化を全地球的な規模で行えば良いのではないか、という考え方です。

私は地球温暖化問題は、逆を言えば１つのそのチャンスに成り得ると考えています。

大気・空気、海水、水などは、人間がいくら国境を設けて互いに互いを排除し合っても、人間の意思を無視して、国境を無視して、互いに互いの国へ流れて行きます。

1970年代に日本の流行をジャックした2つのアニメ作品は、私はこの変化を如実に予言していると思います。

「宇宙戦艦ヤマト」の乗組員は全員日本人ですが、

「機動戦士ガンダム」の主役達は全員が日本人でははなくなっている。アムロ・レイという名前は、どう考えても純血の日本人ではない筈。