2019/11/27 19:52
私はこの今回のフランシスコ・ローマ教皇が御来日された際に提示されたこの写真には、特別な感情を抱きます。
この直立した男の子に伯父の圓城寺宏を、背負われた亡くなられた子供に私の母を、感じるからです。年代的にもちょうど同じ位の世代だと思います。母とローマ教皇はほぼ同い年です。母と叔父は疎開していた為、東京大空襲の難にも遇わず、戦後から今に至るまで人生を歩めてきましたが。宏伯父さんと母は、6人兄弟の中で唯二の外国にて生まれた帰国子女という立場。きっと幼少期には特別な絆が二人の間にはあった筈です。昭和10年代20年代30年代の圓城寺の6人兄弟の人間関係を見ていない私には、なんとも言えないですが。
私は昭和41年に、この世に生を受けている人間です。